第28章 ただいま
ユミル「おい!お前何笑ってんだ!」
サシャ「はい!すみません…!」
『怒鳴ってて疲れない?』
ユミル「うるさい!」
再び笑いが起きた
そんな事を思い出しながらサシャは少女の手を引いて走る
サシャ「(何でこんな時に思い出すのは取るに足らないいつもの日常。そんな思い出ばっかり)」
サシャは少女を見る
サシャ「ねぇ、聞いて。大丈夫だからこの道を走って弱くてもいいからあなたを助けてくれる人は必ずいる。すぐには会えないかも知れないけどそれでも会えるまで走って!」
サシャは笑顔で言うと回転し巨人と向き合うと少女の手を離す