第28章 ただいま
サシャ「大丈夫ですから!」
その後ろを巨人が歩いて着いてくる
「なんで?もうみんな逃げちゃったよ?村の人母さんが足悪いの知ってた。でも誰も助けてくれない。私もただ見てた」
感情のない声と目にサシャは何も言わずに目を合わせただけだった
橋まで来ると弓矢を投げて少女を持ち上げて上に押す
ドシンドシンと後ろから巨人が歩いてくる音にサシャは後ろを見た
ガシャン!と大きな揺れに慌てて橋をよじ登るサシャ
巨人は穴に足を取られ身動きが取れなくなる
サシャ「大丈夫ですからね!」
サシャはそのまま少女の手を引っ張り走る