第28章 ただいま
チチチッと鳥が空を舞うと1人の人物がその家の前に立った
必死で抵抗するが巨人には敵わない
ハァハァと荒い息を繰り返すとゴトンと頭を床につける
その視線の先には少女
ピクリとも動かずただその現状から目をそらす様に座っていたがゆっくりと顔を向けた
サシャ「うぉぉぉぉぉぉぉ!」
サシャは持った斧を思いっきり振りかぶる
何度も何度も巨人に向かって斧を振り下ろす
巨人の項からは血が出て母親らしき人物にもかかる
サシャ「(ダメだ!切り取らないと立ち所に塞がる!)うわあ!あっ!」
ガンッと斧が天井に突き刺さった