第5章 絶望の中で鈍く光る〜人類の再起1〜
キース「おい、貴様何をやっている」
キースに声を掛けた芋を食べている女子はキョロキョロと目を動かした後、シャクッと芋を食べた
キース「貴様だ!貴様に言っているだ!何者なんだ!貴様は!」
その人物は口に含んでいた芋を飲み込み、芋を持ったまま敬礼した
「ウォール・ローゼ南区ダウパー村出身サシャ・ブラウスです!」
キース「サシャ・ブラウス…貴様が右手に持っているモノは何だ?」
サシャ「ふかした芋です!調理場に頃合のものがあったのでつい!」
アイリスは肩を震わせながら、サシャとキースを見つめていた