第25章 慈悲〜ストへス区急襲2〜
エレン「アニを疑うなんてどうかしてる。そう思うだろ!アイリス」
『…エレン…アニと聞いた今思い当たることは無い?私は確証がある』
キッパリ言い切ったアイリスに全員が目を向ける
エレンはハッとしたように思い返した
それは女型の巨人と戦った時だ
『動物の嗅覚は人の何百倍にも優れている。だから分かったの私の大事なクロウによって…ねぇ、エレン…女型の巨人と格闘戦を交えたのなら…アニ独特の技術を目の当たりにしたりしなかった?』
女型の巨人のとったポーズはアニが格闘術で披露したあの構えと足蹴りだった
ミカサ「分かってるんでしょう?女型の巨人がアニだってこと。……じゃあ…戦わなくちゃダメでしょう。それとも何か特別な感情が妨げになっているの?」
エレンはそれにはぁ?と言葉を出した