第24章 微笑み〜ストへス区急襲1〜
マルロ「俺はお前の言う大きな流れって言うやつに流されるクズの一人…なんだろうな」
アニ「どう…だろうね…」
アニは空を見上げる
アニ「でもそれも普通の人間なんじゃないの?私はただそうやってただ流される様な弱い奴でも人間と思われたいだけ」
パカパカと護送馬車が門に入ってくる
アニ達は敬礼をして護送馬車が通ると走り出す
『「アニ」』
そこに静かにアニの名を呼ぶ声が響くとアニは立ち止まり踵を返し曲がり角を曲がった
そして暗い路地裏に来るとそこにはフードを被った二人組が立っていた