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残酷で美しき世界の中で

第24章 微笑み〜ストへス区急襲1〜


アニ「あんたは"正しい人"だと思う。正しいことを言うから。私はそういう人達が居ることを知っている。大きな流れに逆らうってとても勇気がいることだから。尊敬するよ。ただ単に馬鹿なだけかも知れないけど」

アニの脳内にはエレンの顔とアイリスの顔が浮かんだ
エレンはあの演説時、アイリスは笑顔で撫でてくれた時

マルロ「ケッ…そいつらがただ単に馬鹿だっただけだろ。一緒にするな」

アニは静かに聞いていたが自分の髪を少し撫でた
アイリスが優しく撫でた髪だった

マルロ「チッ!長話し過ぎたな。行くぞ!」

マルロ達は川沿いを歩いていた
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