第4章 その日〜シガンシナ陥落2〜
アルミン「避難民が多すぎるんだ。元々食糧不足だったし」
『それに外側に住んでいる人ほど大事にはされないのは知ってるでしょ?』
パンの奪い合いしている避難民に対し、兵士は愚痴を零す
「なんで余所者の為に俺たちの食料を」
その言葉にエレン、アイリス、ミカサは兵士を見る
「どうせ巨人が壁を超えてきたんならもっと食って減らしてくれれば良かったんだ」
その言葉に全員が目を見開き、エレンが歩き出した
アルミン「エレン!」
「これじゃ食料不足が酷くなる一方だぜ」
エレンはピタリと兵士の元で止まると思いっ切り脛を蹴れあげた