第4章 その日〜シガンシナ陥落2〜
エレン「駆逐してやる!この世から、一匹残らず!」
その目にはギラギラとした純粋な復讐心を宿していた
誰も声を掛けれないその姿にアイリスはポンッとエレンの頭を撫でる
『手伝うよ』
エレン「アイリス…?…っ!」
エレンはアイリスの手を退かそうするがその目を見て黙り込んだ
それはエレンより、より強い復讐心が目に宿っていたから
『これ以上…やられない…』
その強い意志は誰よりもエレンが感じ取った
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この時中央政府は人類の活動領域をウォール・ローゼまで後退させることを決定した
この間巨人に食われた者はおよそ1万に及んだ
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