第4章 その日〜シガンシナ陥落2〜
エレン「(俺が…人間が弱いから…弱い奴は泣くしかないのか!)」
目を開けると血塗れの自分の手
その手にポタリと雫が落ちる
その手を握り締めると立ち上がる
それに気付いたアイリスとミカサはエレンの方を見る
が、エレンは気にすることなく歩いていく
続いてアイリスもエレンの後ろを続く
エレン「(あいつら…この世から…!)」
ミカサも立ち上がる
ミカサ「エレン…アイリス…?」
アルミン「どうしたの?二人とも」
アルミンはエレンを掴むが振りほどかれる
そしてダンっ!と船の柵に手をつけた