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残酷で美しき世界の中で

第16章 まだ目を見れない〜反撃前夜1〜


そこへミケが歩いてくるとスンスンと匂いを嗅ぎ始めた

『っ!?』

いきなりのことでアイリスは小さく驚く

ハンジ「ああ…彼はそうやって初めての人の匂いを嗅いでは鼻で笑う癖が…あれ?」

鼻で笑う事がなく、スンスンと飽きるどころか抱きついていた

『あの…』

困った様に笑うアイリスはどうしたら?と言いたげだ

エルヴィン「珍しいな。ミケが懐くなんて」

『彼は猫か何かですか…』

ミケ「いい匂いがする」

グッタリと好きな様にさせているアイリスは、エルヴィンを見る

『それで話とは?』

リヴァイ「そのまま続けるのか。図太いな」
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