第4章 その日〜シガンシナ陥落2〜
泣き続けるエレン
ミカサはふと後ろを振り返る
ミカサは頭を空いた手で抑えるとそこには残虐な光景がフラッシュバックする
ミカサ「(ああ…まただ…)」
『ミカサ…大丈夫?』
ミカサ「うん…」
自分の血がついた手を服で拭いミカサの頭を撫でた
『ミカサ…エレン…おいで』
呼ばれたエレンとミカサはアイリスの横へ向かうと二人を抱き上げた
『大丈夫。私がついてるから』
泣きたいのを我慢しているままアイリスは静かに微笑んだ
ハンネス「アイリス…お前…」
『大丈夫。私は大丈夫』
まるで自分に言い聞かせるようにハンネスに微笑むと、ハンネスは黙った