• テキストサイズ

残酷で美しき世界の中で

第16章 まだ目を見れない〜反撃前夜1〜


エルヴィン「ザックレイ…総統のダリス・ザックレイですか?」

ピクシス「憲兵団、駐屯兵団、調査兵団。三つの団を束ねる男だ。奴の判断基準はただ一つ。利害の割合。人類にとって"利"か"害"じゃ。もし"害"と推すと見ればエレンは迷わず処分される。それこそその場で…エレンを殺させたくはない」

ピクシスの言葉にエルヴィンは顔を上げた

ピクシス「だが、我が駐屯兵団には残念ながらエレンの力を恐る者が多くてのう…わしに出来るのは精々憲兵団に賛同せぬ事ぐらいじゃ」

そう言って酒入れに彫られていた薔薇を撫でる
/ 1159ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp