第3章 二千年後の君へ〜シガンシナ陥落1〜
カルラ「母さんの足は瓦礫に潰されてここから出られたとしても走れない。分かるだろう?」
エレン「俺が担いで逃げるよ!」
涙ながらに訴えるエレン
カルラ「どうしていつも母さんの言う事が聞けないの!最後くらい言う事を聞いてよ!」
その言葉にミカサは涙を流し、アイリスはグッと歯を噛み締めた
カルラ「アイリス…ミカサ…!」
『っ…』
ミカサ「嫌だ…嫌だ!」
3人は必死で柱を持ち上げる
カルラ「このままじゃ4人とも…」
キュルルルッとワイヤーの音にカルラは目を向ける
そこに来たのはハンネス
カルラ「ハンネス…!子供達を連れて逃げて!」
カルラの言葉にハンネスは少し微笑む