第12章 応える〜トロスト区戦防戦6〜
『補給兵たちが本部に篭城した理由分かりました…この子を殺すならあなた達の馬も殺します』
馬は大事な足となる
それを躊躇いもなく殺すと言い切った
ピクシス「ふむ…それはお前のなんだ?」
『あなた達と一緒で私の相棒です』
ピクシスとアイリスの睨み合いが続き、ピクシスはフッと笑った
ピクシス「良かろう。皆はこの狼に近づくな」
アイリスはその言葉にホッと胸を撫で下ろした
《アイリス…ごめん…》
『はぁー…バカクロウ…とりあえずエレン達のところへ行こうか。アルミン大丈夫?』
アルミン「うっうん…」
アルミンに手を貸して立ち上がらせた