第12章 応える〜トロスト区戦防戦6〜
アイリスはバンッと敬礼をする
『私は永遠に人類復興の為なら心臓を捧げると誓った兵士!その信念に従った推理!命が果てるなら本望!彼の持つ巨人の力と残像する兵力が組み合わさればこの街の奪還も不可能ではありません!』
アイリスの言葉に驚きが隠せない駐屯兵団達
『人類の栄光を願い、これから死にゆく全てもの間に彼の戦術価値を解きます!』
「デルマン隊長…彼らの言葉は考察に値「黙れ!(どう命乞いしようと奴らは反逆者だ!規則に反する者は排除する!それが兵士たる者の務めだ!)」
『アルミン…逃げて!』
アイリスの後ろにいたアルミンは放心状態のままだった