第12章 応える〜トロスト区戦防戦6〜
マルコ「サシャを見ろ!あんな目に遭ってなお、気高い兵士のままだ!」
サシャはうわああああああっと叫びお腹を押さえ始めた
サシャ「おっお腹痛いんで…負傷者にしてもらってもいいですか…?」
マルコとその兵士は一瞬黙ってしまった
「もう駄目だ!」
マルコ「止せ!」
パニックに陥ってる兵士のをマルコが必死で落ち着かせているのを、ジャンは水を飲みながら見ていた
ジャン「箝口令は確かに必要だったな…今でさえこんな状態なのに…エレンの事を知ったら…」
ドンッ!と大きな音が響いた
「砲声!?」
「なぜ一発だけ!?」
一気にざわめきが大きくなる