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残酷で美しき世界の中で

第11章 左腕の行方〜トロスト区戦防戦5〜


グリシャ「エレン。帰ったらずっと秘密にしていた地下室を見せてやる」

キーンとした頭痛がエレンを襲う

グリシャ「この鍵をずっと肌に離さず持っているんだ!そして見る度に思い出せ!お前が地下室に行かねばならない事を!」

痛みでエレンの表情は曇る

グリシャ「この注射で今からお前に記憶障害が起こる。だから今説明してもダメなんだ。いいか?ウォール・マリアを奪還して必ず地下室に辿り着くんだ!この力はその時役に立つはずだ!使い方は彼らの記憶が教えてくれるだろう!エレン!」

エレンはハッとするとミカサから降りる
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