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残酷で美しき世界の中で

第8章 少女が見た世界〜トロスト区戦防戦2〜


エレン「間に合わなかった!」

グリシャ「もしそうだとしてもだ!お前達は運が良かっただけだ!アイリス、エレン!私はお前達が敬虔に命を投げ打った事を咎めているのだ!」

それを聞いたエレンは涙を浮かばせた

エレン「でも…早く助けてやりたかった…」

『…私はエレンを危険に晒しちゃった…』

二人の言葉にグリシャは黙り、立ち上がりミカサの方を向く

グリシャ「ミカサ覚えているかい?君がまだ小さい時に何度か会っているんだが…」

ミカサは静かに口を開いた

ミカサ「イェーガー先生…私、ここから何処へ向かって帰ればいいの?」
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