第8章 少女が見た世界〜トロスト区戦防戦2〜
エレン「そしたら…」
ミカサはその時の光景を思い出す
ミカサ「三人いたはず…」
『「え…」』
その時後ろから足音が聞こえて来て三人はそっちに向く
一瞬固まったが、アイリスとエレンはナイフを取ろうとすると蹴っ飛ばされた
「この!」
蹴っ飛ばされたエレンをアイリスが体を張って受け止め、そのまま壁まで転がり、強く頭を打ちアイリスは気絶する
エレン「アイリス…!」
「てめぇらが殺ったのか?」
男はエレンの髪を掴み、少しだけ首を持ち上げるとそのまま首を絞め始める
「てめぇらが殺ったのか?てめぇらが!」
ギリギリと首を締め上げられるエレンと気絶しているアイリスを見て、ミカサはカタカタと震える