第8章 少女が見た世界〜トロスト区戦防戦2〜
エレンは顔を赤くして下を向き、グリシャはその様子を微笑ましそうに見ていた
するとクロウがピクッと鼻を動かす
グリシャ「ん?留守かな?」
《アイリス…血生臭い匂いがする》
『え…』
アイリスとクロウがそうやって話していると、グリシャは再び少しだけ強めにドアをノックする
グリシャ「アッカーマンさん。イェーガーです」
グリシャはドアを開ける
グリシャ「ごめんください。っ!」
グリシャは部屋を見て息を詰まらせた
エレン「どうしたの?ねぇ、父さん?」
窓には血が付着していた