第8章 少女が見た世界〜トロスト区戦防戦2〜
そう叫ぶとハンナは再び蘇生術をし始める
アルミン「違うんだ…ハンナ…。フランツは…もう…」
そこには下半身が無くなったフランツ
ハンナはそれでも蘇生術を繰り返していた
アルミン「もう…やめてくれ…」
アルミンは静かにそう言うと片手で顔を抑える
アルミン「これ以上…もう…無理だ…これ以上…」
出口付近に大勢の人と大荷物を乗せた馬車が出口を封鎖していた
「お、おい!あんた達!今がどう言う状況か分かってんのか!?」
「分かってるからこうなっているんだよ!てめぇらこそ助かりたかったら手伝え!」
その言葉に街人達は抗議し始める