第7章 初陣〜トロスト区戦防戦1〜
アイリスは頬を搔く
『うーん…とりあえずやるだけやるよ。だから…』
アイリスは片手を差し出した
エレン「なんだよ?」
『ほら、タッチしてよ。お互い死なない様に』
泣き顔を一度も見せたことの無いアイリスは微笑んでいた
エレンはパンッとタッチした
『ミカサも、私がいるから。チャチャッと住民の避難を完了させてエレンの元へ行こう?』
ミカサ「うん…」
ミカサは目を潤ませてアイリスに抱き着いた
エレン「(死なないさ!俺は。こんな所で死んでられないんだ!俺はまだこの世界の実態を何も知らないんだから!)」
エレン達は屋根の上にいた