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残酷で美しき世界の中で

第7章 初陣〜トロスト区戦防戦1〜


ピクシスに言われバルト公は気を良くしたのかウハハハハハッと笑う
そして用意されていた菓子に手を伸ばす
1枚、2枚の話ではなく5、6枚といったところだろう

「貴様は南領土を束ねる最高責任者であろう」

バルト公は手に持った菓子にかぶりつく

「その程度の腕と頭でどう巨人に勝つつもりだ?」

ピクシスの後ろに控えている兵士二人は無表情で見つめているだけ
そこにピクシス司令!と走って声を掛けてきた人物に二人は目を向ける

「伝令です!」

「なんだ貴様!無礼だぞ!」

「トロスト区に超大型巨人が出現!」

その言葉に控えていた二人はハッと息を呑む
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