第41章 昔話
「調査兵団が民間人を殺した!1部の団員は逮捕を逃れ今だ逃亡中だ!それらしい者を見かけたら至急情報を願う!」
「俺が言った通りだろう?エレンとか言うガキも巨人を使って人類を滅ぼすつもりなんだ」
そんな話を聴きながら、アルミン達は街を抜けて森の中へ入っていく
ジャン「兵長買い出し行ってきました」
アルミン「街で憲兵がこんな物を」
渡された紙をアイリスとリヴァイは一緒に見る
アルミン「これが事実なら調査兵団は解散状態です。午後には山狩りが行われると言うし、加えて主要な街道には検問が張られ通行書がないと通り抜けは不可能です。兵長どうしたら?」
ミカサ「早くしないとエレンが!」
リヴァイ「落ち着け。奴らは馬車を使っているレイス教領地まで後1日はかかるはずだ。その間に策を講じるしかねぇ」
アイリスとサシャはハッとしたように頷き合う
『「兵長足音です。こっちに向かって来ます」』
アイリスの相棒クロウもグルルルルッと歯を剥き出していた
そしてリヴァイ達に近付く2つの影があった