第40章 痛み
アルミン「僕が殺した人は僕よりも優しい人だったんだろうな。僕なんかよりずっと人間らしい人だった。僕はすぐに引き金を引けたのに…僕は…」
リヴァイ「アルミンお前の手はもう汚れちまったんだ。以前のお前には戻れねぇよ」
リヴァイの言葉にミカサは声を出す
ミカサ「何故そんなことを!」
リヴァイ「新しい自分を受け入れろ。もし今お前の手が綺麗なまんまだったらな…今ここにジャンはいないだろう!」
商会人のボスは口に布を当てられ黙って聞いていた
リヴァイ「お前が引き金をすぐに引けたのは仲間が殺されそうになっていたからだ。アルミンお前が手を汚してくれたおかげで俺達は仲間を1人亡くさずに済んだ。ありがとう」
『アルミン、私の手も汚れてるから仲間だよ』
アイリスのいつも笑顔にアルミンは静かに少し下を向いた