第39章 狼煙
「おい、ちょっと通してくれ!」
立体機動を使いアイリスとリヴァイは赤毛の彼女と合流する
「アイリス、兵長」
リヴァイ「どうだ?」
「道が混んでいる以上異常ありません。ピクシス司令の宿舎まであと少しです。替え玉作戦の方は?」
リヴァイ「成功だ」
「その割には浮かない顔ですね?」
リヴァイ「いや…」
『兵長…何か妙ですよね?中央憲兵が使う手じゃないです。あの人達は気位は高いですし、素人は使わないはずです』
アイリスはリヴァイにだけ聞こえる声でそう言った
リヴァイ「ああ…どこかでこう言う…あの馬車を尾行するなら目標を集団でつける時は…」
「アイリス、兵長もうすぐ馬車が移動します」
リヴァイ「ニファ、切り裂きケニーを知ってるか?」
ニファと呼ばれた赤毛の少女はリヴァイとアイリスを見つめる