第39章 狼煙
「只今より配給を始める!トロスト区を王宮になった区立王が王家の備蓄を解放してくださった!十分備蓄はある!慌てずに並べ!」
街中はザワザワと賑わう
サシャ「さすが王様。気前いいですね」
リヴァイ「ある所にはあるって事だ。食い物で釣られると人間は弱い」
そう言うと歩き出すリヴァイ達
「今回の配給で備蓄の6割を切ってしまったのか…少し国民の機嫌を取りすぎたのではないですかな?レイス教」
?「必要だ。ここでもう一度王都の中心力を上げておかなければ。それよりも力とその器だ。急がなければならない」
「憲兵団は失敗したようだが?」
「すぐに戻って探索を続けます」
?「いや、もうすぐ手に入るだろう。アレが動いている」