第38章 叫び
ハンネスは3人を見ながらゆっくりと目を閉じた
サァァァッと3人の頬を風が撫でる
エレンはガクンと膝を着いた
巨人はハンネスをモグモグと食べている
エレン「っ…!アハハハハハハッ…!ワハハハハハハハハッ!」
エレンは大粒の涙を流す
『「エレン…」』
エレン「何にも…っ!何にも変わってねぇなお前は!何にも出来ねぇじゃねぇかよ!何にも!うわぁぁぁぁぁっ!」
エレンの叫びを聞いたミカサも涙を浮かばせ、アイリスは悔しそうに下を向いた
エレン「母さん…俺は何も…っく…何にも…出来ないまま…だったよっ!」
ボロボロと涙を流すエレン