第37章 突撃
その姿にベルトルトは荒い息を繰り返す
ユミルがミカサに向かって腕を振り上げるとミカサは素早く立体機動で傍を離れる
ミカサ「(チッ!やはり先にユミルを殺さなくては!)」
ミカサはユミルに向かって刃を振り上げると…
ヒストリア「待って!ミカサ!」
ヒストリアが飛び出して来て、ミカサはライナーの頭に止まる
ヒストリア「ユミルを殺さないで!」
ミカサ「それはユミル次第でしょ!?どうする?私は邪魔する者を殺すだけ!選んで!」
ヒストリア「待ってよ!ユミルだってライナー達に従わないと殺されるの!選択肢なんて無いんだって!」
ミカサ「…っく…私が尊重出来る命には限りがある。そしてその相手は6年前から決まっている。ので私に情けを求めるのは間違っている。何故なら今は心の余裕と…時間が無い。クリスタ、あなたはエレンとユミル…どっち?」
ミカサはヒストリアを睨みながら言い切る