第37章 突撃
ヒストリア「ユミル…うっぐ…!」
煙を立てながらユミルは項から顔を出す
ヒストリア「ユミル!」
ユミルもゴホッと咳き込むと荒い息を繰り返す
ユミル「クリ…スタ!ゴホッ…!いや、ヒストリア…すまなかった…突然、食っちまって…!やっぱ…怒ってるだろ…!」
ゴホッゴホッと咳を繰り返すユミルとユミルに掴まれたままのヒストリアをベルトルトは静かに見つめている
ヒストリア「ユミル…何が…何しているの?私達は貴女とエレンを助けに「助けなくていい!」っ!」
ユミル「このままジッとしてろ!私はライナーとベルトルトに着いて行く。お前もだ。私と来い!この壁の中に未来はねぇんだよ!」
それを聞いたヒストリアはハッと息を呑む