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【短編集】ブーゲンビリア【R18】

第3章 ひと時


「起きろ。もうさすがに帰らないとヤバイだろ」
「んっ……あ……」

あれ? 私寝てたの?

「寝ぼけててもいいけど、襲うぞ」

私は目を覚まして立ちあがる。
あれ、服ちゃんと着てる。
下着も、穿いていた。

「今何時?」
「18時」

はっ!?
電車に乗ったの15時半なんですけど!
軽く見積もって1時間は寝てたって事!?

「奏はこっからチャリ?」
「うん。そう。じゃ、じゃあ私帰る!」
「いやいやいや、待てって。送る」
「狼に食べられそうなんで遠慮します」
「お前、人をなんだと思ってんの?」
「猛獣」
「犯すぞ」

こうして、私と信也の物語が始まったのでした。

ーFin-
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