第32章 ジィジの味
父
「かえーろ、かえーろ、鬼谷にかえーろっとぉ〜」
口と行動が歳のせいかまったく違う
玄関ではなく×→授乳中の部屋に…
(変態ジジイ…)
白夜
「父さん……玄関はあっちです。」
父
「へっ(´⊙口⊙`)」
(白々しい…
俺にこの人の血が半分入っていると思うと寒気がする。)
白夜
「玄関まで案内します…」
父
「…(´;Д;`)なんと…老人の楽しみを……」
(でも…)
こんな父でも孫を愛してくれて嬉しい。
とても昔…人間界で人間を食い散らかしていた鬼とは思えない……
俺は少しだけ、また年老いた父を見て想った。