第3章 モモ味
佐藤
「…(´-ω-`)…」
?さんの老婆への対応に対して、
怒り……
とかそんな感情すら湧かない今 、
私は?さんに連れられ拓巳くんの生首と一緒に、
知らない繁華街にやってきた。
?
「さて首の拠り所を捜すとするか。」
(拠り所??)
?
「そうだ、イノシシ。
お前は凄く人間臭いから、このまま繁華街に入ると…
妖怪がお前に飛びついてきて殺しかねない。
…俺の着物の帯を掴んで歩け。そうすれば…誤魔化せられる。
ほら掴みな。」
(帯を掴むだけで大丈夫なんだ(´⊙ω⊙`))
佐藤
「…あっ、はい。……こんな感じですか?」
私は?さんの帯を深く考えず掴んだ。
?
「………………」
佐藤
「ここを掴めば…わたし…大丈夫ですか(´・ω・`)?
殺され……ませんかぁ?」
?
「…………………」
おかしい…
?さんが全然反応してくれない。
(掴む場所がダメだったとか?)
?
「……………」
佐藤
「あの……」
(そーいえばわたし…
この人の名前知らない……
なんて呼べば良いんだろう。。)