第3章 モモ味
?
「その拓巳の首…
あのイノシシ娘ではなく俺が貰い受ける!
必ずもらう…」
"ぼっ🕯"
?さんは、
どうやって蝋燭に火をつけたのかは分からないけれど、
蝋燭が灯った。
(…いったい何を………まさか!!)
?
「…この新木の慈しむべき未来と、
婆さんにとってなんの価値もない、
人間なんぞの生臭い生首、どちらが大切なんだ??」
(脅迫(´⊙ω⊙`))
木霊の婆さん
「や、やめぇーーっーー
そん子は…そん子は………」
?さんは容赦なく、
新木の葉に蝋燭を近づける。
その姿はまるで……お面を被った鬼だ。
(なんか…えげつないな……)
?
「ほら早く拓巳の生首を…ほら…また1枚焼けました…」
木霊の婆さん
「ゔぅ…返すから堪忍しておくれぇぇぇ……ぇ…」
(…………)