第27章 初恋の味
すると白夜さんは、
真剣な眼差しで私を見つめてきた。
佐藤
「(・・;)」
(怒られる…)
なにを戯言と言われそうなので、
ちょっと構えていると…
白夜
「どんな姿でもお前と俺の子だ。
それだけで十分だと思わぬか?」
佐藤
「へ?」
白夜
「例え見てくれが恐ろしくとも…
話が通じなくとも…
お前と俺の子だ、それだけで良い。
実はお前が不安に思っていた事は…
初めてお前を抱いたあの夜に俺はとっくに覚悟していたよ。」
佐藤
「(´・ω・`)」
白夜
「そして…その中で…
これだけは絶対に大丈夫だと思えた事があった…
なんだと思う?」
佐藤
「え?……んと……」
白夜
「お前はとても優しいから、
子もきっと…心優しき子になるとな。」
佐藤
「(´#;人;#`)びゃ…白夜さん……」