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ド ロ ッ プ ス .
第26章 ムラサキの味
ー翌日ー
朝早く白夜さんは雫さんに私を預け、
行き先も言わず何処かへと行ってしまった。
佐藤
「粗茶ですがどうぞ。」
私は早朝から呼び出された雫くんを労い、
熱いお茶をお出しする。
雫
「…お気遣いありがとう」
(白夜さん、何処に行っちゃったんだろう…)
雫
「佐藤…白夜様と何かあった?」
佐藤
「え?」
(やっぱり雫くんも白夜さんに違和感を感じているのね…)
雫
「あんな切羽詰まった白夜様は見た事が無い…から…」
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