第25章 主夫の憂鬱味
佐藤
「そうだ!白夜さん!」
黙ったと思ったら、
何かを思い出したように話し出すのは佐藤の特徴だ。
白夜
「ん?」
佐藤
「お腹の赤ちゃんの名前…考えたりしてます!?」
よく考えて欲しい嫁よ。
俺はお前の世話で精一杯…考えている余裕などあるように見えるか?
白夜
「いや、まだだ。
名前など顔を見てからでも遅くはないだろう?」
佐藤
「そー言うものですか(´・ω・`)?
なんか私との温度差があって…萎えますね」
白夜
「💢」
(萎えますね?お前にブツは付いていないだろ?
何処がどう萎えるんだ!というか…はしたない!!)
佐藤
「私はちゃーーんと、考えてますよ?」
ドヤ顔をする嫁。
白夜
「そうか、言ってみろ。」
佐藤の名付けのセンスには期待はしないが、
どんな可笑しな名前が口から出てくるのか楽しみだ。