第23章 メロンの味
変な声が聞こえて驚いて起き上がると…
佐藤
「え!?」
何故か外に居た筈のポポポッの背が高い女性と…
白夜
「おはよう佐藤。
随分と真昼間から気持ち良さそうに寝ているな。」
←妖糸の様子がおかしかったから様子を見に来た
額にお怒りマークが現れている白夜さんが、
冷めた目で私を見ている。
佐藤
「違うんです!💦これには理由が💦
そこにいるポポポッの女の人が……」
白夜
「は?ポポポッの女??」
(え?白夜さん見えないの?)
白夜さんは周りを見渡すが、
すぐそこにいるポポポッの女性が見えないらしい。
佐藤
「そこに!そこに居るんです!!
ずっと私につきまとって……」
白夜
「その女はどんな雰囲気の女だ?」
佐藤
「雰囲気?
そうですね……身長が2m近くあって……
洋装で髪がとても長いです。」
白夜
「……髪が長く洋装…ポポポか……
フフッ…そうか…なるほどな。」
それを聞いた白夜さんの表情が何故かパッと明るくなる。
佐藤
「?」