第23章 メロンの味
佐藤
「寒いですね。
今日はこれを首に巻いて行ってください。」
季節は冬になり、
妖界もそこら中が雪だらけです。
白夜
「…襟巻き(マフラー)か。」
そう…私は数週間前から、
白夜さんに似合いそうな黒いマフラーを編んでいた。
佐藤
「あっ…もしかして必要ないですか?💦」
白夜
「いや無いよりはあった方がマシ。」
佐藤
「(´⊙ω⊙`)ワォ!」
でも、外さない所を見ると、
どうやら気に入ってくれたみたい。
白夜
「3日後…戻る。気をつけろよ。」
佐藤
「はいはい。」
白夜さんは今日も、
怖いこわーい地獄の門番のお仕事に向かった。