第22章 ワイン酒ガレットの味
私は今…
寝室の前で立ちんぼだ。
(はぁ…こ…心の準備出来てないよぉ……)
すると、
スッーーーと障子戸が開いた。
白夜
「いつまで待たせるつもりだ。」
佐藤
「す、すみま……!!???」
私は一瞬、腰を抜かしてしまうかと思った。
何故なら白夜さんは…
何故か顔に和紙を1枚垂らして、顔を隠していたからだ。
佐藤
「あ、あの……そ、それは……」
白夜
「それ?あ……この和紙か?」
佐藤
「はい…それです……」
白夜
「これはお前の為にしてみた。」
佐藤
「私はの為…?」
白夜
「説明は後だ、とにかく中に入れ。」
(き、気になるなぁ…(;´д`))
私は白夜さんの誘導でお部屋に入った。