第3章 モモ味
?
「は?…キミは何を言っているんだ?
あー…わかったわかった…
恐怖のあまり頭がおかしくなったんだな。
可哀想にな、馬鹿だったのが更に馬鹿って……
家畜以下に成り下がった今の心境はどうだ?」
私は辺りを見回す。
しかもカメラを意識して、
出来るだけ余所行きの表情を浮かべながら…
佐藤
「……拓巳くん!!もういいよ!出てきて!
拓巳くんが仕掛け人なんでしょ(*´ω`*)!?」
?
「おいおい…本当にイカれた奴になっちまったのかぃ?
やれやれ…手間取らせんじゃないよ。」
?は、そんな私の顔を両手で包み、
お面へと更にグイッと私の顔を近づけた。
佐藤
「(´⊙ω⊙`)」