第18章 マーブル味
俺は持っていた刀を地面に落とした。
衣墨
「はぁーあ!!しちめんどくせー!!」
佐藤
「(´⊙ω⊙`)?」
衣墨
「お前を殺ったところで…
まーた俺がそこに墓跡を1つ作ってやらなきゃ駄目じゃん?
めんどくせぇーな。やめだ!やめだ!お前は殺されねぇ!!」
佐藤
「(・ω・)?」
(だが…このまま帰すのも癪だな……)
衣墨
「…佐藤、俺に右手をよこせ。」
佐藤
「え?」
衣墨
「ほら!早くしろってんだィ!」
佐藤
「は、はい……どうぞ……」
佐藤は右手を俺に差し出してきた。
衣墨
「おっ…あるね、あるね…妖糸が……」
佐藤
「妖糸…?」
衣墨
「うっせぇーな!ちょい黙ってろって!」
佐藤
「す、すみません…(´⊙口⊙`)💦」
俺は山婆に貰った3枚の札の残り1枚を胸元から取り出し…
佐藤の指に絡まって解けないアイツの妖糸の上に被せた。