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ド ロ ッ プ ス .

第18章 マーブル味





【衣墨視点】



桜と同じ色の薄い長襦袢を見に纏ったか弱い人間の女が、


無防備な姿で俺の前で小さな肩を小刻みに動かし震えている。










佐藤
「………」










おそらくアイツでさえ触れた事のない唇も、

ガタガタと震えている。









"衣墨さんて妖怪に見えないわ!

だって…人間と変わらない姿だし…それに……

こんなに鈴に優しくしてくれるから…ふふっ…ぬらりひょんなんて怖くもなんともないわね!"









"ゴトッ…"









佐藤
「!?」










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