• テキストサイズ

ド ロ ッ プ ス .

第18章 マーブル味





【拓巳視点】





俺は佐藤を衣墨に売り願いの叶うお札で、


念願の身体を取り戻した。










拓巳
「…………」










だけど…全く嬉しくない……


何故かは分かっている。


俺は…惚れていた佐藤を………









末吉
「とりま!テメェーは白夜の野郎の所に行きやがれ?

人間が妖界なんざフラフラ歩くもんじゃねぇーぜ?」










拓巳
「………」










末吉
「なんだテメェーよー、今更奥様を衣墨に売ったこと後悔してるワン?」









後悔…そんな言葉じゃ……言い表せない……










末吉
「どうかしてるワン!

あれほど許せねぇって怒り心頭だったのによォ?

まあ、終わったもんはしゃーないワン!」









拓巳
「……………」










俺たちは、


ゆっくりと山を下っていく…









/ 1000ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp