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ド ロ ッ プ ス .
第16章 あざみ味
私はハッとした。
忘れちゃいけなかった大切な事に今更……
佐藤
「私……」
拓巳くんの気持ちを考えたら、
私は胸が締め付けられる。
(もしも私が…拓巳くんの立場だったら……)
佐藤
「………」
末吉
「謝ったところで兄貴の心の傷は癒されないぜ!!」
(そうだね……)
すると末吉くんが、
私の耳元に生臭い口を近づけて囁いた。
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