第1章 いちご味
辰巳
「そうそう。学校には慣れた?」
佐藤
「え?学校??うん!慣れたよ(*´꒳`*)
辰巳くんがいろいろ良くしてくれたから…
本当にありがとう!」
アメリカではあり得なかった、
1クラスに7人しか居ない少人数のクラス。
最初は気まずくてオドオドしていたけど、
辰巳くんが話しかけてくれたり、
皆んなの輪に入れてくれたりして…
今はなんとか楽しめるようになっている。
辰巳
「本当にホント??」
佐藤
「本当にホントだよ(*´ω`*)」
辰巳くんは、
私の行く手に立ち塞がり、疑いの眼差しで顔を覗き込んできた。
辰巳
「それなら良いんだけど…
ホントなんかあったら言いなよ?
ほら花咲レイカ…アイツ結構性格キツイだろ(´・ω・`)??
心配してんだよねー(´-ω-`)」
佐藤
「花咲レイカさん……
あははっ…たしかにそうかも(;´д`)」
実は、
私はワンサード…まぁ…クォーターなんだけど、
すこし髪の色が明るいとか瞳の色がダークグリーンだからよく…
「髪の毛は染め直して、
目は黒いカラーコンタクトをして頂戴!
風紀が乱れるの!!」
とキツく指摘されていて、
私はそんな花咲さんに苦手意識を持っている。
佐藤
「あははっ…( ;´Д`)」
辰巳
「おっ!!!
やっと我が家が見えてきた〜(*´ω`*)
そんじゃ佐藤……また今夜、神社で逢おうな!!」
佐藤
「え…(・ω・)ん?神社??」
(なんのこと?)
ちょっとなんの話か分からない。