第13章 黒糖味
白夜
「さて、
これから婚姻の報告を"閻魔"にしに行くぞ。」
佐藤
「!?」
(え、いま…閻魔様って言った!??)
白夜
「閻魔は俺の直属の上司だからな。
俺の嫁がどんな女か紹介しておくべきだろ?」
拓巳
「閻魔って…舌抜いたりする閻魔様!??
す、凄い!!!
白夜さん!俺も一緒に着いて行って良いですか!?」
←目を輝かせている
佐藤
「(´・ω・`)」
拓巳くんが何故こんなにプラス思考なのか
わたしには到底理解できない。
白夜
「良いだろう。では行くぞ。」
白夜さんは、
私の手を繋いだまま何故か"鳥居の向こう"に向かおうとする。
佐藤
「あ、あの!!
鳥居の向こうに行くんですか!?💦
あんな所に行くんですか!!?
それなら私…一緒に行かないです💦」
白夜
「行かないのか…ではイノシシ女は1人ここに残るのか?」
佐藤
「えっ!?そ、それは……」
白夜
「嫌ならついてこい。」
佐藤
「……はい……」