第2章 ハッカ味
佐藤
「拓巳くん…
わたし…嫌なの……
もう耐えられないわヽ(`・ω・´)ノ」
拓巳
「え?💦なにが耐えられないのさ(´・ω・`)💦」
私は拓巳くんの肩に手を乗せ…訴える。
佐藤
「…こんな風に物陰から何かに怯え隠れるなんて…
そうまるで…ただのコックローチじゃない !
わたし、そんなの絶対嫌っ!!」
拓巳
「コックローチって…なんでそこだけ英語!?」
佐藤
「……夜になっても此処で隠れているの?
またあの生首蛍が出るかも知れないし…
だから!今、聞きに行かないと!!」
拓巳
「それは…」
拓巳くんは、
そこまで考えていなかったようで困っている。
佐藤
「…あの女の人に聞いて来る!」
私は拓巳の手を振り払い、
"バサッ"
草むらから飛び出し、
茅葺き屋根の家の前の道に出た。
拓巳
「おっ、おい!佐藤!!!」