第10章 スイーティー味
"バサッ…"
男の姿が消えたとたん、
祖父は激しく泣き崩れた。
お爺ちゃん
「ゔぅっ……ゔゔぅ………」
(お爺ちゃん…泣かないで……)
お爺ちゃん
「あん方は…ワシの事を勘違いされている…ゔぅっ…
ワシは…ワシは…良いジジイじゃないわい……
あれは寒い日じゃったから婆さんがめんどくさがって…
ごちゃごちゃ煩いからワシが代わりに参っただけだて!!!」
( (´⊙ω⊙`)ファ!? )
お爺ちゃん
「…ゔぅ……」
村人
〈おーい!誰か来てくれ!!
川の中で佐藤ちゃんが沈んでるぞーっ!